週末の配布
週末は横浜市神奈川区子安通1~2丁目、浦島町へポスティングに行きました。🏃
先日、「オーストラリアで森林火災に遭ったコアラがヘリコプターから射殺された」という信じがたいニュースを目にしました。最初は目を疑いましたが、調べてみると、それは事実であり、単なる残酷な行為ではなく、非常に複雑な背景がある出来事でした。
この出来事が起きたのは、2025年3月にオーストラリア・ビクトリア州のブッジ・ビム国立公園で発生した大規模な森林火災の後です。火災はおよそ2,200ヘクタールもの森林を焼き尽くし、そこに生息していた多くのコアラが命を落としました。生き残ったコアラたちも、重度の火傷を負ったり、食料であるユーカリの葉が失われたことで衰弱しきっていたそうです。
このような状況の中で、ビクトリア州政府は「コアラたちを苦しみから解放する」という名目で、ヘリコプターからの射殺という方法によって、重症の個体に対して安楽死措置を実施しました。地形の問題で地上からのアクセスが難しく、救護が間に合わないことも理由のひとつとされています。ただ、空からの銃撃という手段は前例がなく、その倫理性や精度について多くの批判も出ており、動物保護団体や一部の研究者からは「非人道的だ」との声も上がっています。
この出来事は、単なる一時的な悲劇ではなく、もっと深い問題を映し出しています。そもそもコアラたちが暮らしていた森林の多くは、商業用のユーカリプランテーションでした。紙やパルプの生産を目的に作られた森で、本来は野生動物のための生息地ではありません。それでも、開発によって本来の森林が失われたことで、コアラたちはそこに追いやられるしかなかったのです。そこへ気候変動による極端な干ばつや森林火災が加わり、逃げ場を失った動物たちはただ苦しみながら、最後を迎えることになってしまったのです。
このニュースに触れたとき、「かわいそう」「ひどい」という気持ちと同時に、自分自身もこの問題の一部ではないかという思いが湧いてきました。私たちが日々使っている紙製品や、地球温暖化に関わるエネルギーの消費、都市開発や消費のあり方――そういった一つひとつが、遠い国の野生動物たちの運命に少なからず影響しているかもしれません。
すぐに大きなことはできなくても、まずはこういった現実があることを知り、誰かと共有することが第一歩だと思います。人間の暮らしと自然とのバランスを、どうすれば少しでも取り戻していけるのか。コアラたちの悲しい結末が、私たちにそれを問いかけているような気がしました。
今回も無事に配布を完了しました。🫡

※上図は子安通1丁目をポスティングした際のGPSデータです。


